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メニュー項目について

[ファイル]メニュー

ファイルからWavefront OBJ形式のデータを読み込みます。

モデルパネルの「モデル1」「モデル2」のどちらか選択されている方にデータが読み込まれます。

 

このプログラムで作成されたモーフターゲットデータ「.lmt」「.omt」ファイルのデータを読み込みます。

「.lmt」ファイルには作成したモーフターゲットデータが全て記録されます。

一方、「.omt」ファイルは一つのモーフターゲットデータのみが記録されます。

「.lmt」ファイルはデータの読み込み時に現在のモーフターゲットデータが全て破棄されますが、「.omt」ファイルでは現在のモーフターゲットデータを残したまま追加読み込みされます。

 

読み込まれているWavefront OBJデータを書き出します。

モデルパネルの「モデル1」「モデル2」のどちらか選択されている方のデータが書き出されます。

「モデル1」のデータの書き出しでは、読み込んだデータをそのまま書き出すだけですので、まったく意味がありません。

通常は、「モデル2」でモーフターゲットを適用した状態で、データを書き出してください。

※ このプログラムでは、読み込んだWavefront OBJデータの頂点のインデックス、面のインデックス、およびUV、頂点法線データには変更を加えません。モーフターゲット適用時に頂点の座標値のみを変更します。

 

作成されたモーフターゲットデータを保存します。

「.lmt」「.omt」の2つの形式がありますが、通常は複数のモーフターゲットデータを保存できる「.lmt」ファイルを使用してください。

「.omt」では一つのファイルに一つのモーフターゲットデータのみ保存します。ファイル読み込み時に既存のデータを残したまま追加読み込みできますが、Wavefron OBJ形式のデータを読み込んでMT作成する手間とそれほど変わらないので、あまり意味がないです。(「.omt」形式は、プログラム開発初期のデータ形式です。)

※ このプログラムでは機能の性質上、保存されるモーフターゲットデータのファイルに、元のオブジェクトデータの一部が含まれることになります。元のデータに著作権上の制約がある場合には、このプログラムで作成したモーフターゲットデータのファイルにもその制約が適用されることになりますので、ファイルの配布等をされる場合には十分にご注意願います。

 

このプログラムを終了します。

読み込んだデータに変更を加えている場合でも、とくに警告することなく終了しますので、重要な作業を行った場合は、必ずデータを保存してからプログラムを終了するようお願いします。

[表示]メニュー

頂点を描画します。
頂点間を結ぶ辺を描画します。
面を描画します。
法線 頂点の法線を描画します。
MT モーフターゲットを描画します。

 

フラット スムース表示なし。
スムース_再計算 モーフ適用部分も含め頂点法線を全て計算します。そのため、表示速度が少し遅くなります。計算処理に頂点周りの面の比率を反映させていないこともあり、一般的な3Dツールより表示精度が落ちますが、保存データには影響ありません。
スムース_既存値 Wavefront OBJファイルに含まれている頂点法線情報を使用してスムース表示します。モーフターゲット適用部分の再計算をしませんが、その分少し表示速度が向上します。

 

マウス右クリック時に頂点を選択可能にします。
マウス右クリック時に辺を選択可能にします。
マウス右クリック時に面を選択可能にします。

 

原点 マウスドラッグ時にワールド座標の原点を中心に視点を回転します。
モデルの中心 マウスドラッグ時にオブジェクトを中心に視点を回転します。
選択ポイント マウスドラッグ時に選択部分(点、線、面)を中心に視点を回転します。

 

画面の拡大率をオブジェクトを全て表示できるように調整します。


[ヘルプ]メニュー

プログラムのバージョン情報を表示します。

 

 

操作パネルについて

[モデル]パネル

このプログラムでは2つの異なる3Dオブジェクトファイルを開くことができ、このパネルの「モデル1」「モデル2」のオプション選択ボタンでどちらが有効かを選択することができます。

有効な方のみが3D画面に表示され、「OBJデータを開く」、「名前を付けてOBJデータを保存」のメニューは、必ずこのオプションボタンで有効になっている方に適用されます。

OBJデータを開いたときには、「モデル1」「モデル2」のテキストは、開いたファイル名に変わります。

 

モーフターゲットの作成は常に「モデル1」を元のデータ、「モデル2」をモーフターゲットとして実行されます。

モーフターゲット作成時には、「モデル2」のテキストは、ファイル名から「MT_Applied」に変更されます。

モーフターゲットを作成します。

このボタンは「モデル1」「モデル2」の両方に3Dオブジェクトが読み込まれていて、なおかつ両方の3Dオブジェクトの頂点数が一致するときに有効になります。

 

[モーフターゲット]パネル

<No MT Data>の部分は

モーフターゲットの適用率を数値で設定します。

スライドバーでは設定できない数値、「-1.0」「2.0」などの任意の値を設定できます。

モーフターゲットの適用率をマウスで調整します。

スライドバーでの変更では値は「0.0」から「1.0」までの間でのみ変更可能です。

すでにMTリストにモーフターゲットが存在する状態で、「モデル1」に新規に3Dオブジェクトを読み込んだときなど、スライドバーを動かしてもモーフターゲットが適用されない状態になることがあります。その場合はこのボタンを押すと、モーフターゲットが適用されるようになります。

モデルパネルの「MT作成」ボタンで新規にモーフターゲットを作成するごとに、このリストにモーフターゲットが追加されます。リストに表示される名前は「モデル2」に読み込んだ3Dオブジェクトのファイル名から自動的に決定されます。

リストに複数のモーフターゲットが追加されている場合はマウスクリックで、「現在選択されているモーフターゲット」を選ぶことができます。

「現在選択されているモーフターゲット」をモーフターゲットリストから削除します。UNDO機能は用意されていませんので、削除を実行した場合にはやり直しできませんので、ご注意ください。

モーフターゲットの適用を頂点インデックスではなく、頂点の座標値で行うように変更します。

モーフターゲットリストの各項目ごとに独立して設定する必要があります。

このプログラムの目的であるモーフターゲットの再利用を行うための必須機能です。

[位置で適用]チェックボックスが有効になっている時に、モーフターゲットを適用するかどうかを判定する距離を設定します。

数値を変更したあと、その設定を有効にするには、[位置で適用]チェックボックスを一度「OFF」にしてから、再度「ON」にしてください。

この設定が有効になっているとモーフターゲット適用時に、「現在選択されているモーフターゲット」のみが適用されます。

逆に無効にした場合は、モーフターゲットリストに登録されている全てのモーフターゲットでMT設定値が「0.0」以外のものが、重ねて適用されます。

複数のモーフターゲットを重ねて適用した状態でOBJ出力することで、複数のモーフターゲットの中間形状の新しいモーフターゲットを作成することができます。

多くのモーフターゲットを追加している場合には、計算処理が重くなることがありますので、ご注意ください。

 

[選択ポイント]パネル

※ このパネルは、「モーフターゲットの再利用」の機能には直接関係しません。読み込んだ3Dオブジェクトの頂点インデックス番号の確認をするためだけの「おまけ」の機能です。

3D画面をマウス右クリックしたときに、(辺や面ではなく)頂点を選択した場合は、その頂点のインデックス番号がここに表示されます。

頂点番号にキーボードから数値入力しこのボタンを押すと、該当するインデックス番号の頂点が選択されます。

現在選択されている頂点のインデックス番号を次または前に移動します。

 

情報表示パネル

ファイルから3Dオブジェクトを読み込んだとき、その3Dオブジェクトの頂点数、面数などを表示します。また、モーフターゲット作成時には、モーフターゲット作成に使用された頂点数なども表示します。

 

 

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